低学年の段階では、鬼遊び的なフラッグフットボールの授業づくりを行うことで、運動の苦手な子どもたちでもフラッグフットボールの面白さを味わうことができます。守りの間をすり抜けて、ゴールラインを越えたところにあるボールを獲得する「宝取り鬼」「宝運び鬼」などが教材例としてあげられます。
また、低学年の子どもたちは、個人の達成感を優先する傾向がありますので、集団でのかかわり合いをうまく引き出すことを意識した、教師の支援が大切になります。
低学年の段階では、鬼遊び的なフラッグフットボールの授業づくりを行うことで、運動の苦手な子どもたちでもフラッグフットボールの面白さを味わうことができます。守りの間をすり抜けて、ゴールラインを越えたところにあるボールを獲得する「宝取り鬼」「宝運び鬼」などが教材例としてあげられます。
また、低学年の子どもたちは、個人の達成感を優先する傾向がありますので、集団でのかかわり合いをうまく引き出すことを意識した、教師の支援が大切になります。

中学年の子どもたちは、「作戦づくり」を中心とした学習を展開することができます。作戦づくりにかかわって、子どもたちによるコミュニケーションが盛んになったり、みんなで作戦の成功を喜んだりと、作戦づくりをきっかけに仲間同士のかかわり合いも育まれていきます。
ランプレーや手渡しに限定したゲームによる授業構成や、攻めチームに数的優位を持たせる「2対1」や「3対2」といった「アウトナンバーゲーム(攻撃の数を増やして成功機会を多く設定したゲーム)が適切です。

ランプレーに限定されたゲームでは、守備の能力が向上してくると、作戦がうまく実行できず、
得点にも結び付かないケースがあります。その場合には、フィールドの横幅を広げるようにしましょう。
高学年の子どもたちには、ランプレーに加えて「パスプレー」や、より質の高い「作戦づくりを中心としたフラッグフットボール」の授業を展開することができます。例えば、自分のチームや相手のチームの特徴に応じた作戦を立てることなど、高度な作戦を立案・実行できるようになっていきます。
また、高学年であっても、初めてフラッグフットボールを学ぶ場合には、基本動作の技能を向上させることをねらいとして、中学年でもできる易しいゲームから、スタートしステップアップさせるほうが良いでしょう。

常に攻撃チームが数的優位な状況になるゲームを設定することで、個々の動きが明確になったり、攻撃スペースが十分に保障されたりするため、子どもたちがスペースの創出にかかわる戦術的課題を容易に解決できるようになるでしょう。
同時に、得点や作戦作りを通じて、みんなが一緒に成功体験を味わう機会をより提供できるようにもなります。